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2008年7月24日 (木)

青臭い問い

日中は抗うつ剤のおかげでうつ症状は抑えられているけれども、夜遅くなると、うつ症状が出て思い詰めてしまう。
『私の存在に価値はあるのか』
『死にたい』
そんな風に考えてしまう。
『死にたい』というのはうつ症状に特有の希死念慮だが、『私の存在に価値があるのか』という問いは、人間的存在にとって普遍的な問いでもある。
およそ自身の存在意義に悩むのは十代で卒業してしまうのだろうが、いつまで経ってもその問いについて考えてしまう青臭い奴がいて、私もそもそもはそういう奴だ。でも忙しく働いていたときはそういう問いについて考える余裕もなく。こんな自宅療養という状況になって考えるための時間がいくらでもあるというのは皮肉なものだ。
これからもずっと、私は青臭い問いについて考え続けていくのだろう。それは、うつが寛解したとしても。問い続けることを止めてしまったら、私は『私』ではなくなってしまうのだろうから。

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