それは『64ビット版Vista最大の欠点』だろうか
ITproの『64ビット版Vista最大の欠点』なんだが記事の結論は
結論から書こう。64ビット版(x64)Windows Vistaの最大の欠点は,16ビットのアプリケーションが動かないことだ。これは米MicrosoftがWindows XPのx64を作るときに仕様を決めたもので,16ビット・アプリケーションが動かないように作ったのだから,動かないのは当たり前だ。
である。
それが問題なのかどうかを説明するのに記者の個人環境を例示するのは間違っているだろう。そんな旧世紀のアプリなんて使っていないで、新しいアプリを買えばいいじゃない、それで済む。
問題なのは、中小企業の中にはWindows3.1時代のNetwareをサーバとして動作する古い企業内アプリケーションが未だに残っていて、そこでは未だにWindows95を動かしていることだと思うよ。そういう企業内アプリケーションをリプレイスするのは企業体力的に大変なことだ。記者は東京などの大都市圏しか見ていないのではないか。地方の中小企業の、特に製造業なんて今どこも経営は厳しいのに。
とはいえ、既にマイクロソフト自体は日本国内ではWin9x系のサポートを終えている訳だし。WinNT系に移行する十分な時間もあった。16bitアプリケーションなんて捨てられていて当然だと思う。上記の視点を持たずに64bitVistaが16bitアプリをサポートしないことを非難するのはいかがなものかと思う。
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